コロナワクチン
2023年 12月 05日
今年のノーベル医学生理学賞は新型コロナウイルスの「mRNAワクチン」の開発で大きな貢献をした、ハンガリー出身でアメリカのペンシルベニア大学の研究者、カタリン・カリコ氏と、同じくペンシルベニア大学のドリュー・ワイスマン氏の2人が選ばれましたが、たまたまこの人達を含めて10年前からmRNAに関して基礎データが揃い、コロナ発生の一年前に大量生産の可能性が出てきた為一年でコロナに対するmRNAワクチンにより3年で収束できました。
現在発熱患者の8割以上がインフルエンザが占め、コロナは少数派になりました。現在mRNAワクチンのすごい所は、一般的なインフルエンザワクチンが抗体を増やすだけなのに、コロナワクチンは抗体だけでなく、ウィルス攻撃の最前線のヘルパーT細胞・キラーT細胞を活性化することです。その為には両方のワクチン接種が万全です。
by suzukiseikeigeka
| 2023-12-05 15:07
| 医療全般